ようやく少し暇な時間ができたので、
チェンソーマン、レゼ編を観てきました。
91年生まれの米津玄師さんと、
92年生まれの藤本タツキさん。
大好きな30代の天才クリエイターの描く世界を、つまりは、この世代が抱える何かと、そこから突き抜けたときの、爽やかな風景を、垣間見たかったんですね。
今の30代は、2001911ニューヨークの同時多発テロのときに多感な時期を過ごしていて。映画では、それ以降の現代社会の空気感と、それに対する突破口はどこに、あるのか?考えさせられましたし、30代の鋭い感性を、おもう存分、味わうことができました。
何もない、普段の日常こそ、ありがたい。大いなる価値があるんだな〜、と。
そして。
支配に対する強烈な破壊衝動と能力欠乏。平凡な日常生活に対する憧れ。
支配関係ではなくて、対等な関係世界を、何よりも、誰よりも、求めている。
そんなことを感じて、とても感銘を受けましたし、嬉しい気持ちになりました。