今年7月の三千円の会という、30年ぐらい参加し続けている、パーフェクトハーモニー研鑚会の飲み会でお会いした、東京都内の、とてもとても素敵な方のご紹介で、これまた、それはそれは素晴らしい人とのご縁に恵まれて、この本に、出会うことができました。不思議な流れに感謝します。
その、
寄り添う手
という本を、先日、読了させていただきました。こんなにも、光る本に出会うのは、わたくし、はじめてで御座いました。
途中、何度も何度も涙を拭いながら拝読させていただきました。あんまりのことで、ページをめくる手が止まり。それ以上は、涙で前が見えなくなり、読めなくなることが、何度もありました。
そこで閉じては、その風景を想い。自分もその現場に立ち会って。微力ながら、あらゆる角度から、その場のみんなを応援するエネルギーを創作して。お届けさせていただいて。
最後まで読むには、偉大なる生命に対する大きな覚悟が必要です。
もし一度読み始めたら、最後まで読むのが礼儀ですので、本を紹介しておいてなんですが、覚悟が中途半端な方は、はじめから読まない方が良いでしょう。
この息苦しい世の中にあって、いつ死んでも良い、と毎日おもうくらいには、楽しく充実した日々の人生を、生きぬいてゆきたい、という、切実な覚悟のある人でなければ読むに値しないのかもしれないし、若い彼や彼女を代表とする、いまの10代の、愛や哀しみは、伝わらないかもしれないし理解できないかもしれない。
その辺りの世代間の意識のギャップや、
ぎりぎりの境界線を描けたのも、この本の、偉大なる功績の一部かも、しれませんね。
わたしは、本に記載されている、絶妙なタイミングで掛かる音楽を一つ一つ実際にその場で聴いて、よくよく味わいながら読ませていただきました。
最後まで読むと、生命に対する畏敬の念、大いなる勇気と、暖かい愛に自ずと包まれることでしょう。
わたくしは、いまの世界を生き抜く力が、腹の底から、ふつふつと湧いてきましたし
9月27日の前に読むことができて、とても嬉しいです。
人類が宇宙を知るには、まだ未熟すぎる
という、わたくしの肝に銘じる、好きな言葉がありますが、この本を読むと、己の未熟な部分を突きつけられて、言葉にならない使命や、天命のようなナニカに繋がるのではないかとおもいます。
わたくし自身は、この先、この本を何度も読んで、大いなる流れの一部として生きる決意を固めることになるのではないかと、おもいます。