やりたいことは、相手やみんなのなかにある

2025年08月15日 23:58

昨日、今日と、若くてとても優秀な20代の若者を施術させていただき、とても新鮮な気持ちになりました。

いつも、若い世代に話していることを、
ここに、お伝えしておきます。

例えば、タクシーの運転手さんが、
自分のやりたいことは、新大阪まで、
お客さんを乗せることだ!と、自分のやりたいことに、こだわっていたとして。

実際には、新大阪ゆきの需要は殆ど無くて、万博会場ゆきのお客さんばかりを、
毎日、毎日、乗せていたら、、、

自分のやりたいことを我慢しているような気分になり、日々、不平不満やストレスが溜まり続けてしまいますよね。

ちょっと例えが、極端なのかもしれませんけれど、わたしの大好きなマイケルジャクソンも、自分の好きな歌を歌い、やりたいダンスを踊っていたのでは無くて、
ファンが聴きたい歌を歌い、ファンが観たいダンスを、その通りにすることを、常に優先していたと、聴いています。



自分のやりたいことを優先すれば、現実には、そうならないことの方が多いから、
不満が溜まり、己の要求通りにしてくれない、社会や相手や周りのせいに責任転嫁して、愚痴っぽくなる。

逆に、いつもいつも、相手や、みんなのやりたいことを優先すれば、いつも、みんなを笑顔にして喜んでもらうことが出来るのは、当たり前のことです。

相手の期待に応えることが、自分の喜びになるのなら、応えられるまで不満を溜めるヒマは無いし、愚痴を言う気持ちにもなり得ません。

自分軸が大事、みたいなことだけを意識すればするほど、わがままと自分勝手し放題になり、いつもグラグラして、みんなから孤立するばかりです。

みんなの軸、相手の軸=自分の軸、となることで、やっと、揺るぎない自分軸になるのではないかなと、想います。

だから、自分のやりたいことなんて、探さなくても良くて。そんなの無いのが健全で。いつも、相手のやりたいこと、みんなのやりたいこと=自分のやりたいこと、となる地平こそ、バランスが良く、柔軟で、楽しく喜びに満ちた生き方になるんじゃないかなと、おもいます。

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