アンタレスと、竜宮の乙姫さまと、音の秘密

2025年07月29日 23:53

アンタレスは、蠍座にあります。

蠍座全体を竜に見立てて、その竜に乗って制御する竜使い、火の神様がアンタレスとなります。

火星の不吉さを打ち消す力がありますし、
ギリシャ神話では、オリオンを退治するために送り込まれた蠍、日本では蠍座はオロチといい、オリオンであるスサノオが退治するので、真逆の象徴となります。

古代エジプト時代には、アンタレスは、
西の収穫の神として、豊穣を司る役割を担っていました。

あるいは、西の死の神として、死者の魂を導き、広大な世界の旅案内や魂を再生する役割を担っていました。  

現世的な欲望の世界に埋もれず、死を鏡にした浄化された魂の世界に向かいます。

また、神話原型として、猿田彦=ヘルメスという説があり、道案内をする辻の神様、様々なものが繋がる情報ネットワークとして機能しています。

そのため、アンタレスに関わる人は、人間交差点のような生き方になるとも言われています。

竜宮の乙姫とも関係しており、秘めた音の秘密を、アンタレスが司っている。

冥想や体脱でアンタレスにゆくと体感する音の響き方が変わったり、情報ネットワークの本質を掴みやすくなったり、究極の浄化を体験することになります。

生前や死後の世界を、生きている間に思い出したり、先取りして体験するのは、本来の『人間』になる上で、不可欠なのではないかと考えています。

なぜなら、現在の地球人の殆どは、人間ではなく哺乳動物、もしくは機械みたいに、無自覚に怠けているからです。

当然、他人の心はわからず、己の価値観を押し付けて平然とし、孤立分離して、最後は、冷えて固まり、地球に幽閉されて、終わります。

地球に来た本来の目的を思い出し、生前と死後を貫通する役割を認識するのは、とても有意義なことであると思います。

って、松村潔先生の『トランシット占星術』を参考に、つらつらと書きましたが、やはり、初めは何の先入観も無しに、

アンタレス、アンタレス、アンタレス、と心の中で静かに唱えるだけで、アンタレスに包まれ、呼ばれて、ゆけますから。

上記知識などは、ぜんぶ捨てて裸な心で、ゆくのが、オススメです。

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